勝手にシリーズ化、結果前回の反省…、写真が多すぎてよくわからない。
そうです、写真は必要最小限、かつ濃密内容。。。
というわけで、今日は前回予告通り、単項式の単元で「累乗」を更に乗法する場合や約分する場合の注意点を紹介していきます…。今思うと、逆数の話の方が優先順位が高かったかな?
同時進行で!
多項式を乗除すると、
数字・文字とも約分する場面が多いです。
途中式でどうしても「完全計算」してしまいたい気持ちは分かりますが、あとでどうせ約分するんで!
掛け算のまま残しておくと時間のロスを防げます。
そして最大のポイントは…、
累乗をかけ算のカタチに戻しておくこと!!! (おススメします)。
慣れている生徒さんや、別の解き方が定着している生徒さんもいると思うので、あえて、おススメします(こう解かなきゃダメ!ではないです)。
かけ算の形にしておけば、約分するとき、累乗の(指数の)処理で間違える確率がグッと減ります!
こんな例題でも…、
うーん、これは逆数の作り方を復習するのに適している…。
まずそれを見ましょう。
分数に掛けられている文字は、分子の数に掛けられています。
よって、その分数を逆数にするときは、
分母に文字が移ることになります。
(分母・分子ともに文字が掛けられている場合もあります)
そして解いていってみると…、
÷は×に、その後ろの分数は逆数に直したところで、
大きな分数(分母要素・分子要素を見やすくした分数)に。
なんと、分子の 3a×a×a×a と、
分母の 3a×a が、一気に約分可能!と見て解かる!!
約分し終わったら、残った文字数字を〇で印をつけて、
そのまま解答へ。
これを累乗表記のまま解こうとしたら、約分がやりづらいですよね。
ここで紹介したのは、文字式の性質を上手く使い、計算ミスを減らすためのものです。
参考になればこれ幸いです。
次回はもう連立方程式に入るころだ…、時が過ぎるのは早いですね。
ではまた。