~大地の記録~No.3:変則土手刈り

投稿者: | 2023年5月15日

農林再生企画ブログ~大地の記録~ No.3

今回は、田植え後2週間目の圃場の土手草を刈っていきます。
この周辺のローカルルールで考えれば、畦際だけ刈ればいいんですか、諸事情なかなかそうもいかず。
でも放っておくと害虫の巣になるので、月に1回程度で刈ります。

下がうちの圃場、上にも圃場があり、しかもこの傾斜。
教科書通りに上から下へ刈り落としたら…、稲の上にドザッ!
なので、水の尻(写真手前)から水口(写真奥)に向かって、上向きに刈り上げていきます。

 

 

 

 

途中に「イタドリ」の根茎があり、これがデカくなると厄介。
新芽の、まだ色が赤みがかっているときに採取すれば、みそ汁やお浸しにしてもウマイんですが(この辺では食べる習慣はあまりないかな~)、ここまで成長すると、酸っぱい!「すっかっぽ(酸っかっぽ)」と呼ぶ地方もあるくらい。

 

 

 

というわけで、刈り終わりました。

地ヅラで刈ると土手が崩れる恐れがあるので、高刈りです。
刈り草は次の草の成長を阻害するよう、均等に敷き詰め(刈りっぱなしではない)です。

半分は練習、半分は体慣らし。
時々気分転換。

 

 

<ご参照ください> この現場の場合、
長さ:50m
刈り幅:約3m
傾斜:約45度
草丈・密度:低  で お見積りを出すとしましたら、
70×(50m×3m)× (2.0~2.2)× 0.8 = 16,800~18,480円(税抜)
(単価×面積)×(傾斜難易度)×(丈・蜜)
100円単位以下は切捨てお値引きいたします!